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【D2C立ち上げ期の集客】広告費ゼロでインスタDMから初期顧客をつくる方法

  • 7月16日
  • 読了時間: 5分
【D2C立ち上げ期の集客】広告費ゼロでインスタDMから初期顧客をつくる方法

D2Cブランドの立ち上げ期は、とにかくお金がありません。商品開発と在庫に資金を使い切り、いざ販売を始めようとしたら広告予算がほとんど残っていない。

そんな状況で「まず最初の100人のお客様をどうつくるか」に頭を悩ませている方は多いはずです。

Meta広告を回そうにも、CPAが合うようになるまでには学習期間とそれなりの予算が必要です。インフルエンサー施策も、実績のない立ち上げ期ブランドには声をかけづらい。そこで注目したいのが、InstagramのDMを使った初期顧客づくりです。広告費をかけずに、見込み客一人ひとりに直接アプローチする。地道ですが、立ち上げ期にこそ効く方法です。この記事では、その考え方と実践のポイント、そしてつまずきやすい壁までを整理します。



①なぜ立ち上げ期のD2CにインスタDMが効くのか


理由は大きく3つあります。


まず、D2Cの見込み客はインスタに濃く集まっているからです。

スキンケア、アパレル、食品、雑貨。D2Cで扱われる商材のほとんどは、インスタで情報収集される領域です。関連するハッシュタグを追い、好きなブランドをフォローし、口コミを検索する。あなたの商品を買ってくれる可能性のある人が、興味関心を公開した状態でそこにいます。


次に、広告と違って費用が先行しないからです。

広告は成果が出る前に予算が溶けていきますが、DMは1通ずつ人が送るぶんには費用がかかりません。立ち上げ期の限られた資金を在庫や商品改良に残したまま、集客を動かせます。


そして最も重要なのが、初期顧客との距離の近さです。

立ち上げ期に必要なのは、単なる購入者ではなく、感想をくれて、口コミを書いてくれて、改善のヒントをくれる「最初のファン」です。DMは一対一の会話から始まるので、購入前から関係ができます。この距離感は、広告経由の顧客ではなかなか得られません。大手ブランドには真似しにくい、小さなブランドだけの武器です。



②初期顧客づくりのDM活用、3つの型


実際にどんな相手に、どんな切り口で送るのか。立ち上げ期のD2Cで機能しやすい型は3つあります。


立ち上げ期D2Cブランドが使うインスタDM活用の関心層アプローチ・モニター募集・反応者フォローの3つの型を示した図

一つ目は、関心層への直接アプローチです。自社商材に関連するハッシュタグで投稿している人、競合や近接ブランドをフォローしている人など、すでに関心を公開している層に「こういうブランドを始めました」と丁寧に声をかける型です。いきなり売り込むのではなく、ブランドの想いや開発の背景を短く添えると、立ち上げ期ならではの応援心理が働きやすくなります。

二つ目は、モニター・アンバサダーの募集です。商品を試してもらい、感想や投稿をお願いする型です。フォロワー数千人規模のマイクロインフルエンサーや、熱量の高い一般ユーザーに絞って声をかけます。立ち上げ期はレビューも口コミもゼロなので、この「最初の声」を意図的につくることが、その後の広告やEC運営の土台になります。

三つ目は、既存の反応者へのフォローです。自社アカウントに「いいね」やコメント、フォローをしてくれた人に、お礼と一緒に一言送る型です。すでに接点がある相手なので警戒されにくく、返信率も高い。小さなブランドの「ちゃんと人がやっている感」は、それ自体が好印象につながります。

どの型にも共通するのは、テンプレートの一斉送信では逆効果だということです。相手の投稿や好みに触れた一文があるかどうかで、反応はまったく変わります。


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③立ち上げ期こそ気をつけたい、運用の落とし穴


費用がかからない分、DMには時間と注意深さが求められます。立ち上げ期のブランドがつまずきやすいポイントを先に押さえておきましょう。


立ち上げ期D2CのDM運用でつまずく凍結リスク・ブランド毀損・創業者の時間不足の3つの落とし穴を示した図

まず、アカウント凍結のリスクです。

立ち上げたばかりのアカウントは、Instagramからの信頼度がまだ低く、大量のDM送信に対する判定が特に厳しくなります。焦って1日に何十通も送れば、育ち始めたばかりのアカウントに制限がかかり、最悪の場合ブランドの顔となるアカウントそのものを失います。自動送信ツールの利用は、このリスクをさらに跳ね上げるため論外です。


次に、ブランドイメージの毀損です。

D2Cは世界観で選ばれる商売です。雑な営業DMは、その世界観を自ら壊す行為になります。「丁寧なブランドだと思ったのに、スパムみたいなDMが来た」という体験は、買わないどころかマイナスの口コミにすらなり得ます。


そして、創業者の時間が奪われる問題です。

立ち上げ期の創業者は、商品、EC、発送、SNS投稿と、すべてを一人で回していることがほとんどです。そこに「毎日、相手を選んで、文面を変えて、返信に対応する」というDM運用が加わると、どこかが必ず崩れます。多くの場合、成果が見え始める前にDMのほうが止まってしまうのです。

「手動で、少しずつ、丁寧に、毎日」。これが立ち上げ期DMの唯一の正解ですが、一人経営や少人数チームでこれを守り続けるのは、想像以上に難しいのが現実です。


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まとめ:最初の100人は、広告ではなくDMでつくる


立ち上げ期のD2Cにとって、インスタDMは「広告費ゼロで、関心のある人に直接届き、最初のファンとの関係までつくれる」チャネルです。レビューゼロ・実績ゼロの時期を乗り越える手段として、これほど条件の合う方法はそう多くありません。

ただし成果の前提は、凍結を避けながら、ブランドの世界観を守った丁寧な文面で、毎日コツコツ続けること。商品づくりと運営で手一杯の立ち上げ期に、この運用を自力で回し続けるのが一番の難所です。

商品とブランドづくりに集中しながら、初期顧客づくりのDMを止めずに続けたいとお考えなら、手動運用の代行という選択肢も検討してみてください。凍結リスクを避けながら、ブランドの温度感が伝わる形でDMを毎日届け続けることができます。


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